「希望のかなた」は最高の紫煙映画

アキ・カウリスマキの「希望のかなた」です。前作「ル・アーヴルの靴磨き」では愛の物語に移民の問題を捉えた傑作でした。「希望のかなた」は移民の物語に社会の有り様を示す傑作です。

「希望のかなた」のレストランはもちろん喫煙可能なレストランで、レストランとして完璧です。

これでもかと登場する素晴らしい喫煙シーンに釣られて煙草が吸いたくなり、映画館で見ていて悶え苦しみます。あぁこんなに苦しいのなら劇場なんぞに出向くんじゃなかったDVDを待っておうちでゆっくり見るんだったと後悔するかというとするわけありませんけど。

神経症的全体主義者的に喫煙を嫌悪する人たちがこの映画を見たら卒倒するでしょうか。嫌悪の人はアキ・カウリスマキなんか嫌いだろうから彼らがこの映画を見て怒りに身を震わせる事なんかはありませんよね。知らんけど。